但馬 〈H.20. 5. 30〉

ウイリー
 先日、この付近ではあまり知られてない釣り方「ウイリー」を体験した。
これは、半夜釣りで磯に渡礁する前に、ハナダイ・オオアジを釣ろうと船長さんに誘われたものでした。
 アミを撒き餌にサビキで釣ると言っていたので、オキアミを付ければ更に釣果あると思い、こっそりクーラーの中に入れておいたが、オキアミは食い込みが良すぎて飲み込んでしまうから逆に時間をロスするとのことで、結局は使用しなかった。
 仕掛けは、2m前後の先調子の専用ロッドで、テンビンにプラスチック製のカゴを付け、毛バリのような感じのギジバリの3本仕掛け・・・いわゆるテンビンフカセです。
釣り方は、水深40mぐらいまで一気に落とし、仕掛けを少しずつシャクリ上げて行きながらハリと撒き餌とを同調させるというもの・・・。
 時合いには一回巻き上げる度にアタリがあり、ハリに乗るか乗らないかはその時の運みたいなもので、釣れても飲み込まずしっかりと口元に掛かっている。・・・これには驚いてしまう(笑)
 この釣りは関東方面で行われているものを、船長さんが此方に合うように1年かけて研究したようです・・・ギジバリは全て船長さんの手作りでした。
餌代が経済的で、こんなに面白い釣り方があるとは全く知らなかったですね(笑)
今日は朝からウイリーに行って来た・・・釣果はハナダイ10匹、アジ1匹、でした。