小豆島の鯛釣り

小豆島 福田 <2021.3.30>
「桜も満開になりそろそろ桜鯛が釣れるのでは?」とのお誘いがあり試し釣りに行ってきた。
小豆島に向かっても霞か黄砂かの影響で周りが全く見えなかった。
船のエンジン音が小さくなったので外に出てみると既に磯が見えていた・・・ここに来るのも一年ぶりです(笑)

霞か黄砂で島がぼんやりとしか見えなかった

ボクは得意の南側に回って準備をしていると、釣り船やボートが次々と向かってきて目の前をブルブルとエンジンを回して右に行ったり左に行ったりと交互に流し釣りをしています・・・波もなく天気のいい日は仕方ないかな(汗;

開始してもアタリもなくエサも丸残りで「やはり早いのかな?」と思いながら色々と実績ポイントを攻めてみた。

込の潮の流れに入れて50m以上流したところでラインを張っていると電話が鳴りだした・・・ポケットから出そうとしていると穂先にアタリが・・・慌ててフッキングして取り込むと綺麗な40㎝弱の真鯛を初Get出来た・・・8時17分まさに電話釣法でした(笑)

皆さんの釣果を聞いても一匹釣るのに苦労していた・・・しかし昼までには取り敢えず全員ボーズなしでした。
ボートフィッシングの船も昼頃にはピークの16~17隻集まりタイラバや電動で竿を上下させての鯛釣りをしているようでした・・・しかし確認したのは全船で一度だけタモを使っていたな(汗;

そんな訳でこちらも全く釣れなくて「まだ早いから4月になると釣れ出すよ!」と諦めモードでした。
昼から船も次々と帰っていき4時前には全船が居なくなった・・・そうするとアタリが出だして皆さん竿を曲げだしました!

ボクも納竿の4時30分までに5回ほどアタリがあり4匹追加することが出来た・・・潮が良くなったのか?船が居なくなって騒音が無くなったのか?分からないけど皆さん申し合わせたように5匹ずつGetし満足して帰ってきた(笑)

本日の釣果です・・・食べごろサイス5匹・最大38㎝でした

次回は来週予定しているけど・・・多分毎週になるだろうな(笑)

御五神のグレ

菊池バエ~竹ケ島 <2021.3.10~11>
口太グレも産卵期に入ってきたので今期シーズンの終盤と思ってKato氏と行ってきた。
午後8時に此方を出発し早く横になるためノンストップで走行し11時半頃に中本渡船の宿に入った・・・静かに入らないと隣の部屋には糸岡氏2人組が既に休んでいます。

一日目です。
翌朝出船は6時過ぎでした。
北西の風が10m前後の予報なのに釣り人は結構多くいつもと同じくらいでした。
糸岡氏チームは、今日は竹ケ島で明日は本島に向かいます・・・ボク達はその逆で磯の取り合いにならないよう互い違いに渡ろうと前日から話し合っていた(笑)

竹ケ島の抽選場に行くと4船の抽選で糸岡氏は行きたい場所は当たらず仕方なく当たり磯の中の「3番に行く!」と言って向かい風を承知で渡っていった(汗;

竹ケ島3番・・この時はまだ大丈夫そうですが・・・

ボク達は本島に向かい5船の抽選で当たり磯の中の〝菊池バエ〟をお願いした。
ここは北寄りの風には非常に強く、下駄周りは白波が立っているのにまるで天国でした(楽)
ボクは船着きでkato氏は出っ張りから3時間交代で開始です。

本島の風裏になる菊池バエ・・・ウソのように凪ってます

ここは底物場なので相当水深があります・・・いつもの仕掛けで全層で入れていくとグッと手ごたえがありまずまずのイサギをGetできた。

遠くを攻めても近くを攻めてもイサギしか喰ってこなかった・・・もう半分諦めかけたころに小さなグレが顔を見せてくれた・・・しかしイサギより小さかったな(笑)
Kato氏と場所を替わってもグレの気配はなくイサギのみで一日目は終了した。

出っ張りから寝床方面

Kato氏はと言うとイサギはほぼ同数だったが出っ張りで良型のグレを、場所を替わって小型を計2匹Getしていた。

大きく竿を曲げるkato氏

港に帰って皆さんの釣果を聞くと、まぁこの時期だとこんな釣果で普通なのかなと思った。

イサギ中心の一日目の釣果です

二日目です。
今日は竹ケ島です。
行きたい場所は抽選で引かねばなりません・・・しかし船首へ行くと何と竿持ちでした・・・親だったので3船の残り籤です。
船長さん番号を見るなり何か浮かぬ顔です・・・無線で磯の交換をしてもらったのか暫くたってから方向を変えてエンジンを回しボクが行きたかった場所へ向かった(ラッキー!)でした。

楽しみな場所へ移動中です

ここは今年4~5回上がっていて何時もまずまずの釣果で今回も楽しみです!
今日は最後まで下げの潮です・・・しかしどのように潮が流れるのか分からない?・・・準備しながら確認すると、前島方面にいい潮が流れていて先端からkato氏がボクは船着きから始めることにした。

風も弱く海面はサイコーの状態でした

ゆっくりと流れる潮に投入しているkato氏が大きく竿を曲げたがハリ外れです・・・やはり喰いは渋かったな。
ボクはその流れの際で遠投して待っているとラインに違和感が・・・大きく煽るとずっしりとしたグレの引きです・・・何とかタモに収め一匹目をGetできた(笑)

目標は一人5匹と設定していたので一心に撒き餌をしていろいろ探っていきます・・・kato氏は前回よく当たりのあった場所を攻めますが流れが直ぐに変わるので苦労していました。

潮が悪いのかコヤツがラインを引っ張ります

結局最初のところでじっと辛抱して全層を探っていって小さなアタリで合わせるという感じで釣れて二人とも何とか目標を達成した。

船首でキング様がお迎えに出てくれました

釣れる場所は以前と違っていたので今の時期の腹パンパンのグレは激しい流れの中では居られないだろな・・・淀みのない緩やかな深場に潜んでいるような気がした。
やはり釣れるのは潮と撒き餌と諦めない気持だなと思った。

2日目の釣果・・・良型揃いで大満足でした!

御五神のグレ

寝床7番~高島 <2021.3.3~4>
前回は天候に恵まれず最悪の釣果だったので、気を取り直しての再チャレンジでした。
2日午後2時に糸岡氏と龍野西を出発し大洲の温泉に5時に到着した・・・経済速度で走っても約3時間でした・・・割と早く行けるものです(笑)
夕食を済まして中本渡船の〝民宿まる屋〟に到着し9時には横になった。

一日目です
初日は10m前後の風予報のため竹ケ島限定で少人数でした・・・しかし竹ケ島に着くと4船の抽選で人数的にも磯が足らないし籤の中には風裏になる磯が無かったので全員本島に向かった。

ボクの釣り座・・・7番の南に回ったところです

寝床の抽選場には5船なので当たり磯は沢山あったみたいで優先のボク達は寝床の7番をお願いした・・・しかし強烈な風で荷物を飛ばされないよう細心の注意が必要だった。
糸岡氏は先端付近からボクは中ほどの南向きから開始した。

10時頃までは込潮なので8番の方へ流れるはずなのに全く逆方向で寝床の方に流れていたのでボクの位置からは割と流しやすかった・・・
しかし仕掛けが入らなくてウキを0×3にしてガン玉G6を+して強制的に入れて行ってやっとアタリが出だした。

余り大きくないグレやイサギがパラパラと釣れ出します・・・突然強烈な引きがあっても竿を叩くような感じ・・・顔は見なかったけど多分巨大キツなんだろうな。

北風が突然強くなったりするので道具をどこにでも置かれません・・・ちょっと置いた糸岡氏のタモが風で飛ばされて海の中へ・・・少しの間棒ウキのように浮いていたけど取りに行く間に少しずつ沈んで行き泡を出しながら沈んで行ってしまった(泣)

昼前頃から下げの潮がゆっくりと出て行きます・・・この潮は仕掛けも入るようになり先端の糸岡氏も竿を良く曲げていた。
終盤には入れ食い状態で竿を曲げていたけどキツが多かったような感じでした・・・水温が17度まで上昇していたようです。

昼前から活性が上がり入れ食い状態となった

ボクは良いところで釣らせてもらって前回と違いまずまずの釣果でした(感謝)
帰りの準備をして船を待っていると風も収まってきて良い潮が出て行っていた・・・風が無ければもっと釣果が上がっていたと思った。

寝床7番の釣果です・・・最大45㎝くらいでした

二日目です
今朝は風もないし絶好の釣り日和でしたが昼頃から南寄りの風が吹く予報で最後までやれるか心配しながらの出船でした。

竹ケ島には何組か降りる予定で抽選場所へ・・・誰も籤を引きに行かないのでボクが代表して引くと①番!・・・これは最悪だったみたいでした(汗;

ボク達は既に船長さんから「あんたらは籤で良い場所が当たっても別のところに行く!」と降りる場所を聞いていたので籤の当たり磯にはない高島に行った。
多分ここは4回目くらい降りたけど何時も強風で南向きしかやってなかったような・・・しかし今日は風も弱く広角に攻めることが出来ます。

糸岡氏は南側の先端にボクは船着きの北側の平らな所から釣りを開始した。
満ちの潮がいい感じで前島方面に出て行っています・・・糸岡氏がその流れを攻めても一向にアタリが出なかった。

高島南向き先端から攻める糸岡氏

昨年11月初めてここに上がったときはこの流れの中で喰ったけど時季が変わると違うのかなぁ・・・最初に掛けたのは流れに乗せたのが弾かれて緩いところでじっと待っているとラインに違和感が・・・大きく合わせるとまずまずのサイズが顔を見せてくれた(笑)

糸岡氏は釣り友の情報により北向きに替わって何回か掛けたけど沈み根が多く点在しているので張り付かれたり根ずれで結局顔を見ることが出来なかった。

ボクは正面のところから東向きにど遠投でゆっくりと左方面に流して行くとウキがシモって張っているとラインが少し動く程度で・・・早合わせを恐れず大きく合わすと40㎝ほどの良型グレが釣れ出した。

こんな感じで4~5匹は連続でGet出来たかな・・・上手く撒き餌と合わせると馴染んだところで喰ってくるような感じでテンポよく釣りが出来た(笑)

高島の釣果です・・・最大で51.7㎝でした!

中でもメタボではなくスッキリとした体形のグレはスケールを当てると50㎝はあるような・・・帰ってきて船長さんに測ってもらうと何と51.7㎝でした(驚)

次回は来週10~11日を予定している・・・これで今季最終になるかな。