五島 〈H.19.2.2-4〉

五島遠征 !!
狙いは大潮、福江のせいわ渡船の船長曰く「大潮が魚の活性があり大漁が期待できるよ!」とのことで、五島に行ってきました。
いつも行く度に、1年に1度という寒波が襲来し身も心も冷え切って、おまけに釣果も凍結状態という釣行が続いており、今年こそは・・・と願を込めて相生荒磯の精鋭6人で1日の夜出発しましたが・・・・・
距離 約650km・所要時間 約8時間です。
早朝長崎に到着すると先ずは腹ごしらえ、港に行くと既にジェットホイルぺがさす号が運行の準備点検を済まし待機していました。

長崎港から福江港まで約1時間50分の船旅です。船旅と言っても約80kmのスピードで船体が浮き上がって進むので、波の抵抗はあまり感じられません!
午前9時頃福江に到着し徒歩で約5~6分の宿に送っていた荷物を受け取り、早々着替えをします。
第1日目「草島のチョボ」
フィッシング五島モリタで餌を購入し港に行くと、せいわ渡船がお出迎えです。
何とこの頃はモリタさんから港まで、重い荷物を車で送迎してくれるようになっていました・・・いいサービスです。
船長に挨拶し6名が乗り込み船は椛島方面に・・・・本日の波の高さは3.0m→2.5m少々しぶきをかぶりながら進んでいきました。
ボクは草島のチョボに渡礁します。このチョボは前回も上陸し何回かバラした実績のある磯です・・・再チャレンジとなりました。

北風が強くなり、時々海から吹き上げられた海水とみぞれ交じりの雨が背中をたたきます。おまけに奇妙な自然現象で竿やリールを持つなりビリビリ電気が走ります!
10時頃から下げ潮のため、南向きから開始です。タナは竿1本10m前を狙って流しますが、潮は左右にフラフラし定めどころがありません。
ど遠投で右の潮に乗せるとやっと浮きがシモッていきラインにテンションが・・・やっとのことで40弱 Get!
4時過ぎから上げの潮で椛島方面に向きを換えます。
強風に向かって潮が流れ、釣り辛い状態が続き竿を持つのが必死でした。
浮きを1号に変え、重い仕掛けでタナは竿1本半で流します。
30m付近でラインに変化が・・・40cmオナガget・・・続いて45cm口ブーgetこの日はこれでタイムアップでした。
 


第2日目「クジラセ」
今日は双子島の東側に位置する小さな細長い磯「クジラセ」です。
ここは初めて上陸する磯で、渡礁した時は椛島向きに潮が流れています。
船長に水深を聞くと約27mあるよ!と言って帰っていきました。

ウキはバサラSのG6にハリスにG2・G5ガンダマを打って沈め釣りをしていきます。
すると、イサギがラインを引っ張ります・・・以外にも良く引く感じがしました。
暫らくイサギの食いが続き、潮が大きく左に動いたときラインが大きく出ていきます・・・一度グイッとずっしり重みが伝わってきます。慎重に巻き上げると45UPの口太でした。
もう一度同じ場所を攻めますが、既に潮の流れは変わっています。
夕方4時半ごろから上げの潮に変わり双子島との水道は北に向かって流れ出しました。
残り30分に勝負をかけ、ガンガン流れていく潮に乗せていくとゴンゴン グイッとアタリが伝わってきます。引き寄せてみると40UPの口ブーちゃんのお腹はパンパンです!・・・この口ブーは写真撮ってからGetしました!
その後アタリはあるもののハリにのらずゲームオーバーとなりました。

第3日目「サザエ島の壁からエーゼ」
本日で最終です。水温が16℃を切ってこの日が今季一番の冷え込みみたいだ。
船長は「今日は厳しいなぁ」と言いながら福江港から近場のサザエ島に向かいます。ボクは昨日釣れていたという壁に上陸した。この場所は後ろがせり立っていて竿が振りにくく、おまけに向かい風とあって遠投がきかない。
水深があると思い浮力のある仕掛けで竿を2本くらい沈めてみると、ここでもイサギが食ってきた。その後はアタリなし、餌も落ちない・・・・
仕方なく磯替えを決め、目の前のハナレ磯エーゼに移動しやっとの思いで口ブーをGetし、今回の目標グレ10匹を達成した。

今季一番の冷え込みで厳しい中、ボク的に満足の釣行となりました。